昨日の救急外来から一夜明け、本日も複数の検査が行われました。
ヒロトの付き添いで一夜を過ごしたヒロトママの顔にも、さすがに疲労が目に見えました。
本日は、ヒロトパパも会社からお休みを頂戴し終日ヒロトに付き添っていましたが、
全ての検査等を終えた昼過ぎに、医師より私たち夫婦が個室に呼び出されました。
「個室に呼び出されるということは、重症なんだろうか?」と、そんな不安な気持ちを抱きながら個室に入り、医師より以下の病名を告げられました。
動脈管開存症(PDA:Patent Ductus Arteriosus)
本病名の内容が分かり易いURLを参考引用いたします。https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/patent_ductus_arteriosus/
ヒロトパパ: 「??動脈管開存症?」
医師: 「先天性心疾患(生まれつきの心臓病)のひとつです」
「心臓病」と聞き、言葉を失いましたが、その後、医師から詳細な説明を受けました。
説明を聞いた後、簡単に自身で整理した内容としては以下のとおりです。
生後閉じるはずの動脈管が開いたまま。(約2,000人に1人くらいの頻度でみられる)
開いていることにより、内圧の高い大動脈から内圧の低い肺動脈に血液が漏れる。(全身に流れる新鮮な血液が心臓に逆戻りする)
その結果、心臓に負担がかかり息切れ、動悸を生じる。
治療には、①開胸手術(動脈管を糸(!?)で結んで縛る)、または、②カテーテル治療(コイルつめる)が選択肢としてある。
カテーテル治療の場合、生後6ヶ月以上、体重7kg程度が必要。
病名を聞いてしばらくはヒロトへの申し訳なさと今後の不安を感じていましたが、
まずはしっかりヒロトに寄り添い、ベストな治療を行って頂ける状態に備えていきたいと思います!
当分は1週間程度入院し、利尿剤を服用しながら、ミルク摂取量をモニターすると同時に、その他に要因がないかも探っていくことになりました。